SING 見ました
よかったです
ネタバレあり
最初から、最後のショーが始まるまで、もうほんと嫌なことばっか続くし嫌な奴ばっか出てくるし、何もかもうまくいかない、主人公も嘘つきまくるしなんか軽薄というか適当な感じするし、ネズミはほんと嫌なネズミだし、男女の関係がリアルすぎて嫌だし
とにかく嫌なことば〜〜〜っっっかりあるんです
「あぁこのキャラクターはいいなぁ」みたいなのが全然出てこないんですよ
すげえリアル 生々しい
途中「帰りたい。。。」って思ってましたもん
あれ、これ、全然面白くない、、、って引いてました
それでもうダメ押しで最悪なことが起こって、もうほんとまさにどん底になって、「おいおいどうすんだよこれ」みたいになる
そういうのを全部ひっくり返すラストのショーの良さ!!!!
いや〜〜すごい!
あそこまで嫌なことの連続だったからこそ「そうだよこれを見たかったんだよ!」っておあずけされてた気持ちが作用して、すっごい感動するんです
ラストのステージ、泣く
ハンカチはいらない映画かと思ったら、必要でした
コアラが作りたかったのはこれなのか!やるやん!コアラ!見直したわ!ってなる
気分はナナさんですよ
吹き替えで見たのですがみんな本当に上手で〜!!
長澤まさみは声だけでも最高!なんて素晴らしい女優さん!!
ミーシャは歌はもうそりゃもう涙モノなんですが、普段のセリフもすごく良かった 声量のある人の出す小さな自信なさ気な演技が上手だった
でも本当ラストステージまでがなかなかしんどい
テンポも早すぎておばちゃんにはついていけないし、一切休みなくずっとハイテンションで逆に単調に思えたし、とにかくいいことがないしいい人もいない。。。
でもそんな奴らでも!どれだけどん底でも!進み続ければ、前を向き続ければ、諦めなければ、希望はあるんだ!っていう素晴らしい映画でした
客層的にお子さんが多いので、笑い声が響く映画館で、それもよかったです