見たもの読んだもの記録

映画、漫画、イベント、小説などなどの見たもの読んだもの記録です

透明なゆりかご1、2 読みました

かなり泣きました

すごいいい漫画だった。。。

 

ネットの広告に出てきたり、友人が読んだって言ってたり、話題になってるのは知ってましたが、やっとこさ読めました

なんかねぇ、こういう現実があるのをちゃんと知識では知ってるはずなんだけど、普段忘れてるな〜って気分になる それで泣ける 情けなくて

医療関係者の方、他にも、仕事でこういった現実と毎日向き合ってる方からしたら、「本気で言ってんの?」って思われるだろうけど、こういうことを忘れてる人間もいるんですよ すいません

それを思い出させてもらった

 

中絶についてのところ、鈴木先生を思い出した

鈴木先生の「避妊の難しさ」の描き方がすごい好きで腑に落ちて忘れられない  いいよね鈴木先生

つければいいのに、飲めばいいのに、気をつけてない本人が悪い、って、そりゃそうだけど、そんな単純な話だけでもないんだよっていう

 

この漫画を描いてくださって、本当に本当に感謝だし、読めてよかった

看護師の勉強もしながら働きもしながらこんなに漫画も上手く描けるなんてすご。。。。

世の中はすごい人ばっかりだなぁ

と思ったらこの漫画家さんはすごい波乱万丈な人生を送ってるんですね!

全然知らんかった

いろんな経験してくださってかつそれを漫画にしてくれるなんて私からしたら本当先生でしかない

チェックしてみます

不滅のあなたへ1 読みました

神話感とファンタジーと王道少年漫画

変えてきた。。。変えてきたな〜〜〜!!!大今先生!!!

本当にどんだけの漫画技術なんだ

すご〜〜いぃぃぃ

 

山岸凉子山下和美を彷彿とさせつつも

独特のギャグセンスでしっかり個性も出しつつ

美少年が美少年でエロスだし

ハイレベルファンタジーの画力構成力。。

表情描写の凄さ

 

めっちゃアクションも描ける方なのですね

すご〜〜いぃぃ

展開が全然読めない、「まーこういう話になるんじゃない」っていうのが見えないので、続きが楽しみです

美少年が可愛くてエロくていいです

キングスマン 見ました

公開当時からすごい人気でずっと見たかったのですがやっと見ました

 

めっちゃくちゃ面白かったです

そしてめちゃくちゃにカッコよかった

頭空っぽにして、フゥ〜〜ってなって楽しめる系の映画ですね

素敵すぎる

 

でもあっさり死にすぎでは  ほんとに死んだの? いや絶対死んでないわ  

からの2なのかな

そうであってほしい

 

ラ・ラ・ランド 見ました

ネタバレありです

 

すっごく良かったです!

公開前からとても見たいと思っていたのですが、公開初日からネットには「おもてたんと違う」な意見が目につき、「うあ〜〜面白くないんだろうか、、」とかなり期待をせずに行ったのですが、

めっちゃ面白かったです!

私はなんの文句もないです サイコ〜〜!!

スーパードライではあります 

ときめくべきシーンで全然ときめかない(むしろ笑っちゃう)とかはあります 

うっとり、、、とかはあんまりなりません

二人がラブラブハッピー!になるとこも私は笑いました

バーーン!!!!!って大音量でキスするのはそれってぇ〜〜!!!そこに痺れる憧れるを思い出しちゃうから〜〜!

ワクワクはします 音楽がいいから 演出もいい 色彩が素晴らしい

でもそれはストーリーにワクワクするような感じではない あくまでも音楽に対して

ミュージカルだけど「頭空っぽにして、老若男女みーんなハッピーだぜー!」って映画では、確かに無いと思う

でも決して退屈とかつまらない映画ではない

 古いものへのリスペクトが強すぎるというのは確かにあるかもしれない でもそこがいい そこがなんかこだわり強いめんどくさい感じがしてたまらない

セッションを見てから見た方がいいかも そしたら「あの監督の割にはすっごい明るくハッピーに作ってるじゃんすごい、、」と思えるかも

相当大衆的、普遍的、物語や童話的に作ってあると感じました 今後も長く舞台等で演じていかれるような作品を作ろうとしてる努力がひしひしと伝わる

 

それでもどうしても抜けないクセの強さ こだわり感 そこがこの監督の個性

そこが好みにあうかどうか!だと思います

私はすっごいあうので、今後もこの監督の作品は追っていこうと思います

 

いやでも、音楽がいい!ダンスがいい!色彩がいい!!

色の使い方がうまい 明るくハッピーな季節を原色で表す表現最高

赤、黄色、青、がとても綺麗です

音楽もすごくいいです サントラ買います

 

で、やっぱり評価が分かれる、ラスト

私は良いと思います 別にアンハッピーエンドには全く感じなかった

最初の方、ミアが「皆 誰か を探してるのね、私は、見たことのない私を見せてくれる 誰か に出会いたい」みたいなことを歌ってた(はず)

で、それがセバスチャンだったわけで ほんともうマジで「キモ男」って感じで、ミアが彼に恋をしたのも、どう考えても熱病だったと思うような 「そいつのどこがええんや!笑」みたいな

だから、なんていうか、そりゃずっと一緒にはいないだろ、というか、、結婚するわけないだろというか 「二人は永遠に幸せに暮らしましたとさ」となる二人ではない、それはもう最初っからわかってたわけで

あの二人は「男女、恋人」というよりも、「夢追う者同士」だったということ、ただそれだけで

長い人生中、の、とても大事な時を、一時期共にした二人

もともと別の人生を歩むべき二人が一瞬寄り添って、またそれぞれ別の道へ戻っただけで、アンハッピーとかは全然感じなかった

結果的に二人ともそれぞれの夢を叶えているんですよね 本当にものすごいこと 

セバスチャンの方は、ミアの存在のおかげで、見ることのできなかった世界を見ることができた、それでやっぱり考え直して、自分を取り戻した

ミアは一番大事なところでセバスチャンに背中を押してもらった

本当に素晴らしいパートナーです 出会って良かった

ピアノを聴きながら想像する、「もう一つの人生」

それももちろん非常に美しい 素晴らしい夢物語

でも、ピアノが終わって戻る、今生きてる現実だって、それぞれきっと捨てたもんじゃないはず 充分に素敵

でも「他の道」もあったね、と、思えるその幸福さ 豊かさ

本当に素敵だと思います 

笑われても馬鹿にされても必死で夢を追ったことがある二人だからこそ得ることができる豊かさ 

あの時間があったからこそ、想像できる「もう一つの人生」

 

いやよかったです。。。

皮肉っぽい、しらけてる、ドライなように見せて、なんかどっか夢を見てて、熱い

セッションの時も感じた独特の空気 すごい好きです!

サプリ 読みました

無料アプリで

無料アプリ申し訳ない、でも本当にありがたい

 

男の漫画……  いや、男じゃない、戦士の漫画?

とにかく主人公が漢前 他の登場人物も漢前 戦士

恋愛描写が多いけど甘くない  ビター  

しかし辛くはない 

一瞬でも気を緩ませたらドバッと泣いたりフラっと立ちくらみしたりするけど、でも決して辛くはない

なんでもあるし、なんでも手に入れられる力もあるのに、それでもこんなにしんどい、大変、でも決して不幸じゃない、同情を得たいわけではない

ただただ戦っている!

戦う人間で世界は回ってるんだな〜〜すげ〜〜〜となる

いつの時代も、昔も今も、そんでこれからもずっとそうなんだろう

「選択するために働いている」って腑に落ちる 選択できるために、自活を目指すんだな そういうこと ただそれだけ とてもシンプル

私たちは「選択したい」んだ だから頑張るんだ

 

流れるようなコマ割りに、その波に乗って読むのを止めることができない

不思議な感じ…

こういう読み心地は初めてで、この漫画家さんの個性なんだろうな

ここで区切り!ここで第1章完!みたいなのを作らない

何があっても日々は続いていくから

 

 言葉のセレクトがすごいなー

語彙!って感じ

めっちゃ面白いし勉強になる

心理表現も綺麗で絵画みたい

 

ドラマと展開違うのですね!あっそういう終わり方なのか!って驚いた

仕事はロボットのようにこなせるのに、恋愛だけはうまいこといかない、人って、見てて可愛いですね。。人間らしくて安心する

逆の人もいますけどね!仕事で気は動転するが恋愛ではダメージ受けない 仕事も恋愛もダメージ少ない鉄のような人もいる

この漫画の登場人物は「仕事はできるが恋愛ではダメージ受けちゃう」人が多くて、ほっこりします

ていうか広告代理店って凄まじいんだな、、、寝てくれ

銀河鉄道の夜 を読みました

実はきちんと読んだことがなかったのです

話の流れだけは見聞きして知っていたのですが、、、

 

ものすごい泣きました

そんなに泣く!?ってくらい泣きました 自分でびっくりしました 私そんなに疲れてるのかな、、と自分が心配になりました

 

綺麗ですね

ただただ綺麗

ひたすらに美しさを文章で書いてる 

きっと現代の技術全力で映像化しても、この文章を読んだときに感じる「綺麗さ」を超えることはできないと思える、そのくらい本当に綺麗

これでもかこれでもか、と全力で美しさを描く、その必死さから、「大丈夫、怖くないよ、死んでも怖くない、死んだとしても、こんなに綺麗なところへ行くんだよ、だから大丈夫、少しも怖くないよ」と、誰かに必死に、本当に必死に、死を間近にした誰かに、または自分に伝えているのがキリキリと伝わって、涙が止まらなくなりました

 

これは子供に読み聞かせたい、、、

読み聞かせてもらいたい作品だなぁと そして「よくわからないけど綺麗だなぁ」って感じて、大きくなって「ああそういうことだったのか」って感動したい、そういう小説

今までもそうだったしこれからもずっとそうなんだろう

 

宮沢賢治は子供の時は正直よくわからなくて、文体が芸術的すぎて理解ができず、アメニモマケズくらいしか全部読んだことがなかったのです

やっと落ち着いて読めるようになって、あ〜〜〜〜これは これは これは〜〜〜〜と今なってるところです

バカで良かった、今こんなに感動できてるから