おおかみこどものあめとゆき 見ました
普段全然映画もドラマも本も漫画も、もちろんアニメも見ない母親が、えらく集中して見てたので、途中から私も見始めました
面白かった
すごくいい映画でした
なんでか知らないけど興味がなく全然見る気がなかった映画だったけど、ちょっとでも見れてよかった
いやいい映画だったわ。。
そりゃ確かにめちゃくちゃな設定で、突っ込みどころは満載なのはわかる
すごくわかる
そういうのが気になる人は集中できないだろうと思う。。
でも、あんなハチャメチャ自由な設定でも、それでも妙に「わかる」ってなる、妙にリアリティのある共感を呼ぶ描き方、がすごいと思った
「わかる、、、私おおかみのこどもじゃなかったしおおかみ人間の親じゃないけど、でも、なんかわかる」ってなる
途中、熊と遭遇して、でもその熊にも子供がいて、熊は去っていく、なシーンがあった
そういうことじゃないのかなー
全然違う生き物、全然違う環境、全然違うのに、なんかわかるでしょ 同じところあるでしょ、っていうメッセージがある
あめの選んだ道もゆきの選んだ道もある どちらも素晴らしい 「選択させる」ことが親の使命 完璧なる子育て(私はこの子育て描写が完璧すぎて、そこがちょっと引っかかったかな。。。母親になったからって皆が皆ここまでスーパーマンにはなれないぞ〜!ハードル上げるな〜!みたいな)
多様性を認めましょう、みたいなことだと思う
あの熊のシーンはなんかよかったな ああそういうことを言いたいのかな、みたいな
そういううだうだは抜きにしても、風景がきれいだし子供たちの楽しそうな様子は可愛いし
細田監督は「恋愛描写」がすっごいうまいと思う ゆきがカーテンの陰でおおかみになったりヒトになったりするシーンはすごくキュンとした